建て替え工事着工に向けて、
今までお住まいだった建物の解体工事に着手しました。
解体工事にかかる前に残しておきたいものなどありませんか?と確認すると、
エアコンのほかに2つだけとっておいて欲しいものがある。ということでした。
ひとつは、門柱についている表札。
もうひとつは、キッチンの前にあるタイルを4枚。
見てみると。
表札は、白い石の表札で
石の門柱にしっかり掘り込んで設置されてます。
表札と門柱はガッチリとめられているので
無理に分離しようとすると表札が割れてしまいそうです。
キッチンのタイルも、20センチ角のタイル4枚組み合わせの柄ものです。
壁用のタイルは薄いのでこのサイズのタイルをはがすのは至難の業です。
でも、お父さんの形見である
この住まいの一部を残したいという
建て主さんの気持ちに応えたい。
しかし、気持ちがあっても難しいものは難しい。
さすがのベテラン監督のAさんも
「精一杯やってみますが、失敗するかもしれません。」と言うしかありませんでした。
そして、迎えたのが今日の解体工事。
朝一番から監督Aさんと職人さんたちの作業が始まりました。
石の表札はなんとかはずすことができました。
キッチンのタイルは、タイルだけをはがすのは難しくて、
下地のモルタルをうすく残した状態でとりました。
これなら、なんとか合格かな?
その答えはこんど建て主さんにお会いしたときに
わかるでしょう。
とにかく、建て主さんに見せられる状態で
確保できたことに、ほっとしました。
一生懸命考えて作業してくれた職人さんたちにも感謝、感謝です。
私たちの事務所に持ち帰られた石の表札は、
コーディネーターのwhiteさんが、
ふわふわのクッション材で丁寧に包んでくれました。


